食品ロスが年間約460万トンにのぼる日本。その多くは製造・加工の段階で発生しています。形や大きさが規格外というだけで廃棄される食材、賞味期限が短く在庫調整が難しい商品――こうした課題を冷凍技術の活用で大きく改善できる可能性があります。
近年は急速冷凍、液体冷凍など、食感や鮮度を保ったまま保存できる技術が進化し、**「規格外野菜の冷凍加工」や「余剰食品の冷凍ストック化」**が実用段階に入っています。製造者が冷凍前提の商品設計を行えば、出荷ロスや返品ロスを大幅に削減でき、消費者にも保存しやすい商品を届けられます。
75歳の視点から見ると、冷凍は「捨てるしかなかった食品に新しい価値を与える方法」。製造側が一歩踏み出せば、食品ロス削減は現実的に進むはずです。

