建築と共に歩んできた設計事務所の役割
建築の世界は、人々の暮らしや社会の変化に寄り添いながら発展してきました。設計事務所は単に建物をデザインするだけではなく、安心して暮らせる環境を整え、地域や社会に信頼を届ける存在です。耐震・省エネ・環境配慮が求められる時代に、設計事務所の役割はますます大きなものとなっています。
Web5がもたらす「安心」と「信頼」
次世代のインターネットと呼ばれる Web5 は、設計事務所業界に新しい可能性をもたらします。Web5はデータを分散的に管理し、利用者自身が情報を安全にコントロールできる仕組みです。
従来のように中央サーバーに依存せず、関係者のみが安全にアクセスできるため、顧客にとっても「安心」が大きく高まります。設計図面や申請書類、顧客情報などが改ざんや漏洩のリスクから守られるのです。
透明性が信頼を生む
建築確認申請や開発行為申請といった手続きにも、Web5は力を発揮します。誰がいつどの書類を提出し、修正したのか、その履歴が改ざんされることなく記録されます。
行政や施主、地域住民にとって、これは大きな信頼の源です。特に公共施設や地域に根ざした建築物において、透明性は欠かせない要素となるでしょう。
協働を支えるWeb5の力
Web5は安全な情報管理にとどまらず、関わる人々をつなぐ役割も果たします。施主、設計事務所、施工業者、行政、地域住民がそれぞれの立場から最新の情報にアクセスできれば、誤解やトラブルを減らし、プロジェクトがスムーズに進みます。
この「見える化」が、信頼を強める基盤となるのです。
持続可能性を数値で示す
これからの設計事務所に欠かせないのが「持続可能性」。省エネ建築や再生可能エネルギーはもちろん、CO₂削減や耐震性能の数値を透明に示すことが、施主や利用者の安心につながります。
Web5を通じて、これらのデータを確実に保存・共有すれば、信頼度はさらに高まります。
75歳からの学びと挑戦
私は75歳を迎えましたが、学びを止めることなく挑戦を続けています。長年培ってきた経験や技術に加え、Web5のような新しいデジタル技術を取り入れることが、設計事務所の未来を拓くカギだと信じています。
安心と信頼を軸に歩み続ける設計事務所は、これからも地域社会にとって欠かせない存在であり続けるでしょう。
おわりに
Web5は設計事務所にとって脅威ではなく、未来を切り拓くパートナーです。透明性、安心、信頼を生み出す仕組みを活用することで、単なる建物ではなく「人々の心に寄り添う居場所」をつくり続けることができます。
