選択の前に、評価を探す動きがある。
レビュー、ランキング、フォロワー数。
購入前に星の数を見る。
発信前に反応予測を見る。
判断の基準が外部に表示されている。
数値は常に更新される。
多数派の意見が上位に並ぶ。
少数の意見は下部に沈む。
アルゴリズムが表示順を決める。
基準は公開されない部分もある。
個人の迷いは短縮される。
代わりに、外部指標への依存が増える。
自分の基準よりも、
既に集まっている評価が参照される。
失敗の責任は分散される。
成功の要因も外部に帰属される。
判断の速度は上がる。
内側で考える時間は減る。
反対意見は表示されにくい位置に置かれる。
同質の情報が連続して提示される。
選択は滑らかになる。
方向は似通っていく。
決定は自分が行っている。
しかし根拠は外部にある。
外部基準が変わると、
選択の傾向も変わる。
判断は続いている。
基準は外側にある。